奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

【終了】奈良でたのしむ ならでは能(10月10日)

naradeha_221010_2

【終了】奈良でたのしむ ならでは能(10月10日)

  • 2022年10月10日(月祝)
  • 開演 12:30 開場 11:30
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • チケット販売中

ならでは能

清経 恋之音取
 源平合戦に敗れ西国へ都落ちした平清経の宅には、妻が寂しく残されていた。そこへ清経の自殺を知らせる為、淡津三郎が来て遺髪を届ける。夫の自殺に驚く妻は、受け入れられず三郎に形見を突き返し泣き伏してしまう。その妻のうたた寝の枕元に清経の霊が…。
 自分を置き去りにして自殺したことを怨み嘆く妻、源氏に追われる焦燥と無益な抗戦への懐疑から耐えきれず死を決断したと訴える夫の、二人のすれ違い。月光の下愛用の笛を吹き念仏を唱えて舟端から身を投げた清経は死後修羅道に堕ちていたが、念仏の功徳で成仏することができたといって消え失せる。
 今回は特殊演出「恋之音取(こいのねとり)」による上演であり、笛方にとっての大曲となる。清経の霊の登場シーンに、笛のみの独奏となり、その音色に誘われるように清経が現れ、笛が止むと清経も止まる。色んな思いが複雑に錯綜しながら妻の前に現れる様子が、「笛」と「無音」で表現される、大変素晴らしい演出。

概要

舞囃子 「小袖曽我」         井戸 良祐    山中 雅志
仕舞  「井筒」           井上 裕久
    「春日龍神」         梅若 猶義
舞囃子 「絵馬」           山階 彌右衛門  大西 礼久  今村 嘉太郞

~ 休憩 20分 ~

狂言  「寝音曲」          善竹 忠亮   牟田 素之

能   「清経 恋之音取」   シテ 林本 大
                ツレ 樹下 千慧
                ワキ 江崎 欽次朗
                笛  斉藤 敦
                小鼓 成田 達志
                大鼓 森山 泰幸

終了 15時半過ぎ

主催:天理能楽教室
協力:NPO法人奈良能・空晴
後援:奈良市
協賛:大坪製缶  まねき食品株式会社  ひかり装飾株式会社

販売金額

前売券
 特別指定席  8,000円(お土産付き)
 自由席    6,000円
 学生券    3,000円

当日券
 各 + 1,000円

問い合わせ先

公演についてのお問い合わせ
NPO法人奈良能
電話:0742-24-5171(不在時留守電対応)

チケット販売所

◎奈良春日野国際フォーラム 甍 ~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
◎奈良県文化会館 電話:0742-22-0200(月曜休館)
◎チケットぴあ Pコード:指定席;513720 自由席;513719
◎カルテットオンライン チケット予約フォーム(外部リンク)

チケットについてのお問い合わせ
noh_dai05@yahoo.co.jp

 

PDFファイルを利用するにはアドビ社が無償配布する「Adobe Reader」をインストールする必要があります。
Adobe Reader(無償配布)は以下バナーをクリックして入手してください。
AdobeReaderバナー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加