奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

【終了】令和三年度 奈良金春会演能会(11月28日)

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【終了】令和三年度 奈良金春会演能会(11月28日)

  • 2021年11月28日(日)
  • 午後0時半はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • 窓口販売中

令和三年度 奈良金春会演能会

能「経政」(つねまさ)
 都の北山仁和寺御室の御所に仕える行慶(ワキ)が、源平合戦で戦死した平経政の弔いをする。経政の愛用していた琵琶が仏前に供えられ、管絃の供養がおこなわれる。すると経政の霊(シテ)が現れ、琵琶を奏で夜遊の昔を懐かしむ。やがて修羅の苦しみの時となり、霊は灯火に映る姿を恥じ、灯火を吹き消して失せる。
 『平家物語』には、経政が御室の守覚法親王に琵琶の名器「青山」を賜ったものの、都落ちに際して親王に返した話が見えます。

能「藤戸」(ふじと)
 藤戸の先陣の功によって備前国児嶋を賜った佐々木三郎盛綱(ワキ)が、従者(ワキツレ)を伴い領主として藤戸を再び訪れる。すると女(前シテ)が盛綱に我が子を殺されたと訴え出る。藤戸の先陣争いの際に、浦の男から浅瀬を教わった盛綱は、その男が浅瀬を他人にも教えるのではと思い、斬り殺したことを告白する。女は盛綱に詰め寄り、泣き伏す。盛綱は供養を約束し、召使い(アイ)に女を家に送り届けさせる。浦の男の法要が営まれると、男の亡霊(後シテ)が現れ、殺されて海に沈められた恨みを述べる。
 母親が盛綱に詰め寄る場面は、深い絶望感と切迫感に満ちています。素材は『平家物語』巻十「藤戸」。
                  
                                   解説 中司 由起子

次回以降の予定
令和四年度 奈良金春会演能会
  4月24日(日)  
  6月19日(日)
 10月16日(日)
 11月27日(日)
令和四年度 奈良金春会連合 謡曲・仕舞会 予定日
  7月10日(日)

概要

能のお話           金春 穂高

    仕舞「花月」クセ   酒井 賢一
      「蝉丸」     吉川 恵宥
      「殺生石」    金春 嘉織

能「経政」     シテ   金春 康之  
          ワキ   原 大
          笛    佐鴻 雅義
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   辻 雅之  

〈休憩 20分〉

  狂言「呼声」  シテ   茂山 千五郎
          アド   茂山 茂
          アド   島田 洋海

    仕舞「葛城」     辻井 八郎
      「松虫」キリ   金春 飛翔

能「藤戸」     シテ   金春 安明
          ワキ   原 陸
          アイ   茂山 逸平
          笛    赤井 要佑
          小鼓   荒木 建作
          大鼓   辻 芳昭
          太鼓   中田 一葉
 
付祝言
(終了予定 午後4時頃)

主催:奈良金春会
後援:奈良県、奈良市教育委員会、(公社)金春円満井会

販売金額

5枚綴回数券    20,000円
一般1回券     5,000円
学生1回券     2,500円 ※
※ 申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
  下記お問い合わせ先までお願いいたします。

問い合わせ先

電話:
0742-33-9720(金春)

チケット販売所

◎奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)

 

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