奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~の写真

【終了】令和2年度 奈良金春会演能会(9月27日)

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【終了】令和2年度 奈良金春会演能会(9月27日)

  • 2020年9月27日(日)
  • 午後0時半はじめ
  • 奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 能楽ホール
  • 窓口販売中

令和2年度 奈良金春会演能会

能「楊貴妃」(ようきひ)
 唐の玄宗皇帝の命を受けた方士(道教の呪術師・ワキ)が、亡くなった楊貴妃(シテ)の霊魂を探し求める。方士は常世の国蓬莱宮にたどり着き、常世の国の男(アイ)の案内で貴妃と出会う。貴妃は形見の玉のかんざしを方士に与え、皇帝と交わした永遠の愛を表す言葉「比翼の鳥、連理の枝」を出会いの証拠とするように告げて舞を舞う。方士は都に帰るが、貴妃はひとり宮にとどまる。
 仙宮に寂しく住む貴妃の美しくも哀愁漂う風情が表現されます。貴妃の舞う「序ノ舞」も見どころ。金春禅竹作。

能「阿漕」(あこぎ)
 伊勢神宮に参詣する僧(ワキ)が、伊勢国(三重県)阿漕が浦を訪れる。そこへ漁師の老人(前シテ)が現れ、僧と言葉を交わす。老人は浦にまつわる阿漕の物語を語り始める。昔、阿漕と呼ばれる男が毎夜、禁漁区で漁をしていたが、ついに露見して沖に沈められた。そして自分こそ阿漕の霊とほのめかし消え失せる。浦の男(アイ)に話を聞いた僧が供養をすると、阿漕の霊(後シテ)が現れる。辺りには地獄の情景が出現し、魚は悪魚毒蛇となって霊を責めるが、霊はさらなる供養を願い、波の底に消えてゆく。
 阿漕の霊は、四ツ手綱という網に魚を追い込む漁の様子を再現してみせます。
                  
                                   解説 中司 由起子

次回予告 
 11月29日(日) 能「生田」髙橋 忍   能「葵上」金春 安明

概要

能のお話             髙橋 忍

     仕舞「高砂」      金春 嘉織
       「生田」キリ    田中 直樹
       「歌占」キリ    湯本 哲明

能「楊貴妃」  シテ(楊貴妃)  中田 能光
        ワキ(方士)   原 陸
        アイ(在所の者) 松本 薫
        笛        赤井 要佑
        小鼓       荒木 建作
        大鼓       守家 由訓  

〈休憩 20分〉

狂言「千鳥」  シテ(太郎冠者) 茂山 千之丞
        アド(主人)   丸石 やすし
        アド(亭主)   茂山 宗彦

     仕舞「淡路」      金春 飛翔
       「六浦」キリ    辻井 八郎
       「融」       金春 穂高

能「阿漕」   シテ(前・漁師/後・阿漕の亡霊) 金春 康之
        ワキ(旅僧)   岡 充
        アイ(所の者)  山下 守之
        笛        左鴻 雅義
        小鼓       荒木 建作
        大鼓       森山 泰幸
        太鼓       中田 弘美

付祝言
(終了予定 午後5時頃)

主催:奈良金春会
後援:奈良県、奈良市教育委員会、(公社)金春円満井会

販売金額

五枚綴回数券    20,000円
一般一回券     5,000円
学生一回券     2,500円 ※
※ 申し訳ございませんが、学生券は、当館ではお取り扱いしておりません。
  下記お問い合わせ先までお願いいたします。

問い合わせ先

電話:
0742-33-9720(金春)

チケット販売所

◎奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 電話:0742-27-2630(月曜休館)
◎奈良金春会 電話:0742-33-9720(金春)

 

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